アラズヤ商店

日々のナマキズ

ライティングには向いてませんでした

ライター? ライタぁー?

 

どうしてあっという間にライティングの業務がイヤになってしまったのか。

 

”単価が安い”、”思うように記事が書けない”などといったところは、想像しなくても想像出来てしまう凡の凡といった憂鬱にも満たないただのつまずきのようなものに違いない。

 

ならば、どういった事情なのか。

 

ライティングとは、作家業ではなくあくまでも代筆業のようなものだから、書かねばならないことを書かねばならん、という宿命にあるものなんである。

それはつまり、そこに書き手本人は存在しない、ということになる。

 

もちろん、金融記事とか不動産記事などのビジネス系記事に書き手の主観など持ち込んでいいはずもないのだが、あたしはそもそもそんなインテリジェンスは持ち合わせていないので、もっぱらゴシップ記事や恋愛関連記事とか、一番ボロッかすみたいなジャンルにとっついていたわけなんである。

 

”存在しない”なんて言いながら、実は案外自由に書かせていただいていたのだ。

 

提案される記事はググれば星の数ほどネタがあふれかえっている下世話な話題ばかりだから、むしろ作者なりの主観がいい意味で作用した記事に仕上がっていれば、むしろ喜ばれさえするところもある。

 

 それに何しろ、あたしは生まれついての人情派なのだ。

 

一介のゴシップ記事程度など、書きやがらんのである。

人情派が廃る、ってものなんである。

 

 

というわけで、ネタが全く知らないミュージシャンであろうが、知らない人なんていない過去の人だろうがなんだろうが、あたしはググるだけググった挙句、他のどの記事にも似通らない妙味溢れる独自の人情理論に基づきつつ橋田寿賀子もびっくりみたいなハートフルゴシップを手当たり次第に書き上げたわけなんである。

 

修正なし、ボツ稿なしの快速ゴシップ乱筆家の誕生である。

あたしはしゅるしゅるっと、天狗様になってしまったのかもしれない。

 

”我、天賦の文才を駆るド天狗様なり”

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である。

 

我ながら自己愛が溢れすぎてイヤになる瞬間だ。

 

 

馬鹿なのに、小説書きになりたかった馬鹿

 

書きたかったのだから、仕方がない。

やることがなさ過ぎて、”一丁、小説家にでもなったるか”なんて、30過ぎてから突然思い上がるコンビニと壇蜜が好きなおじさん風情と一緒にされたくないんである。

 

あたしは恥ずかしい生き物なので、中学生の頃からB5ノートにわけのわからない文章をひたすら書き綴るアタマのオカシイ少年だったのだ。

チャリで誰よりも速く走ることと、妄想を文章に化かすことしかアタマにないおサルさんだったのだ。

 

そして残念なことに、けっこう馬鹿だったんである。

 

 

言わなくてもわかることなのだが、お利巧だったら今頃タメ口で又吉くんの花火とか猛烈にディスっても怒られないくらいの立場にはなっていてもいいはずのお年頃なのだ。

お利巧だったなら。

しかし、あたしは馬鹿なんである。

 

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ゴシップ記事くらいしか書けない、ただ馬鹿なだけのド天狗様なのだ。

 

 

天命を授かった日

 

”恋愛小説を書けるライターさん、いらっしゃいませんか”

 

そんな滅多に見かけないような案件を見つけて、あたしは小躍りしたものだったんである。

おサルさんなので。

 

ライターのレベルとして一定の経験値を求めているらしい案件ではあったけれど、あたしはやはり馬鹿なので経験2週間というゴミみたいな分際であるにも関わらず、応募するだけならゴミもクソもなかろうと放るだけ放ってみたのである。

 

天命とは、猛毒のごとく幸甚なる思いを揺さぶるものらしいのだ。

 

結果、あたしはテストライティングの機会を与えられ見事に合格。

当初1記事のオファーを受け、立て続けに5記事のスカウトを獲得するに至ったのである。

恐悦至極とは、まさにこのこと。

ド天狗様の頭髪は、瞬く間に黄金の輝きである。

しゅきぃーん、と自分からヘンな音が鳴るほどだったのだ。

これはマジな話だ。

 

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”ギャップ萌え”なんて、怠け者の戯言なんである

 

実際には、”恋愛小説”でもなんでもなかったんである。

フタを開けてみれば、ストーリー系の案件によくある”YouTube動画ネタ”だったのだ。

 

ライターがストーリー、というよりはシナリオを上げ、イラストレーターがそれをもとにアニメーションに仕立て上げ、声優、音響をミックスして漫画動画に仕上げる。

YouTubeにゴミクズほど溢れる小話系漫画動画チャンネルに過ぎなかったのだ。

”小説”を謳う”漫画動画”

とんだギャップがあったものである。

 

 

”紛らわしいモノの言い方をしおって。

 

 

今だから言ってしまうが、軽くムカついた。

おサルさんなので。

 

 

しかしながら、冷静に考えてみてほしい。

むしろ、どこぞの誰かもわからない駆け出し2週間のド素人ライターが書く”小説”など、一体誰が読みたがろうものか。

つまり、当たり前のハナシである。

誰でも思うことなんである。

しかしながらおサルさんというものは、疑うことより願望に浮かれることの方が先なんである。

 

 

溢れるのは、馬鹿ばっか

 

馬鹿ばっかなのだ。

文字単価一円で文章書くなんて、普通に考えたら正気の沙汰ではない。

しかしながらわかってはいるのだけれど、書いてしまう。

 

書きたいからだ。

 

時給何百円でスーパーのレジやドラッグストアで品出しするより、アウトソーシングでスキルを活かしたい。

 

自分らしい何ごとかが出来る気がしてしまうからだ。

 

けれど実際には、求められる記事やシナリオのイメージは”まとめサイト的いかがだったでしょうか文”および、”インスタポエム的感動共感のテンプレ”、しかも平明な文章において誰にもわかりやすく、という親切設計がデフォというファミレスクオリティこそが秀逸だったんである。

当然と言えば当然のオチ。

 

つまり、あたしは玉砕したんである。

 

いや、あたしが絞り出す徒に人間臭いばかりのシナリオは、全然ファミレスクオリティなんかではなく、むしろ岡本太郎の芸術じゃない方のキャラ的アレルギーに満ちて野坂昭如大島渚に食らわせたパンチの如く場違いで威力のかけらもないおテンテンな自意識のカタマリのような仕上がりに違いなかったのだ。

 

本谷有希子さんの初期の作品が死ぬほど好きという性分が、アダになったのかもしれない。

津村記久子さんが書く人間模様が好きすぎてむしろ絶望してしまうトンマさが、クライアントをドン引きさせたのかもしれない。

 

しかしながらそれはむしろ、本望と言えなくもない。

 

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書けない、と思った

 

思ったんである。

所詮広告収入目的でしかない漫画動画に、滑稽もシュールも必要なかったらしいのだ。

もちろん承知の上で書いたものの、それにしてもあたしがつい書いてしまうお話の性質は、ものすごく場違いのクソポンコツだったらしいんである。

 

ならば、なぜテストライティングからスカウトまでずずずぃいいと、お調子くれてド天狗様を躍らせてくれたのか。

甚だ理解しがたい気分だったんである。

ド天狗様とは、そういう状態のことを言うのかもしれない。

 

 

全然仕事にならなかったくせに、生意気なことを言ってしまおう。

漫画動画のシナリオで感動したりグッと来たりスカッとする、なんて感性の人間が本当にいるのか。

あたしは未だにまじでそう思っている。

そんなノンキな脳みその人間いるのか。

YouTubeばかり見ていると、そういう感性に落ちぶれるのか。

 

全くヒドい言い草だ。

 

しかしながら、書けないと思ったのだ。

思ったのだけれど、突き返された修正案について書いても書かなくてもいいというクライアントに対して、あたしはちょっとムカついていたというか、自分のふがいなさが何よりも腹立たしかったのだけれど、クビとはわかりながら書かないわけにはいかず自分なりにYouTube的くだらなさ(失礼)に努めて歩み寄りつつぶっ壊れ気味のシナリオを送り付けて礼を告げるより他に、示す態度が思いつかなかったんである。

 

小説ではなく、”シナリオ”という筆記形態は、ハッキリ言って趣味ではない。

すごく親切で、ある意味馬鹿っぽくさえあるからだ。

それは一般的にそれをされている書き手のことではなく、それを受け止める読み手や見る者の欲求の丈のようなことを言っているつもりなのだが、感じ悪いことには違いなかろう。

 

そう、あたしのライティング業務は結局のところ、ずっとおサルさんのド天狗様で、超感じ悪かったんである。

お役になんて、立てるはずもなかったんである。

 

あたしという究極短命の素人ライターが生んだシナリオのクズという悲劇の供養として、せめてこのブログに埋めて弔おうと思う。

実に申し訳ないことをしてしまった気分でいるのだ。

秋の珍事、とまではあえて言うまい。

 

 

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テーマ: LINE会話風、スカッと、感動、共感など 修正案》意外性

 

キーワード: 彼氏の親友 幼馴染 三角関係 

 

 

《登場人物》
語り手 : 美羽(みわ♀) 23歳 地元で高卒就職組 精神的には割と安定している 彼氏なし
幼馴染1: 省吾(省吾♂) 23歳 大学進学で地元を離れたかつての人気者 近頃少し思い悩んでいるらしい
幼馴染2: 三浦(三浦♂) 23歳 地元工場勤務 オタクなのに活動的、欲求に正直 美羽のことがアイドル目線で好きだった

 

 

《以下、本編》
 

(美羽、自宅にて ナレ:美羽 一人称)
幼馴染の省吾はスポーツ万能で成績も優秀、人好きのする性格で友だちも多い典型的なアイドル気質で、子どもの頃から常に人気者だった。
あまり出来すぎると、普通は人を見下したりイジワルをしたくなったりと性格が偏ったりもしそうなものだけれど、省吾はそんな様子も一切見受けられず、一緒に過ごしているだけのあたしの青春すらも巻き込んで、キラキラと眩しすぎるくらいに輝いて見えた。

 

省吾「彼氏できた?」
美羽「はあ?」
省吾「あっそ」
美羽「何も言ってないけど」
省吾「いや、十分」

 

(ナレ)
進学のために地元を離れ、そのまま東京で就職した今もときどきLINEのやり取りをしている。
いかにも東京の人らしい可愛い彼女との画像や、ジムでムキムキしているちょっとナルシストっぽい画像なんかも遠慮なく送り付けてくる。
この夏の初めに彼女と出掛けたらしい南国リゾート丸出しの画像には、さすがに少しヘコんだ。

 

美羽「そろそろ結婚しないの?」
省吾「するよ」
美羽「マジでっ?!」
省吾「いつか」
美羽「つまんね」
省吾「おまえは?」
美羽「するよ」
省吾「いつかな」
美羽「どこかでな」

 

(ナレ)
同じく幼馴染の三浦が、今年の春に結婚した。
三浦は中学生のころからメキメキと陰キャに化け始めた、ある意味とても今どきらしく湿気た男で、高校に入学してから間もなく自らアイドル同好会を結成して、足繁くライブに通ってサイリウムを振りまくるのではなく、アイドルについて独自の論文を校内掲示板に月イチで張り付けつつ各クラスにも配布する、というかなり特殊な集団を束ねるヤバい男になり果てていた。
そんな三浦が23歳という若さでさずかり婚を仕出かしたという。
あたしも省吾も、ひとまず度肝を抜かれた。
嫁のお腹が目立ち始める前に近々式を挙げるという知らせが届いて、あたしたちはまあまあソワソワしている。

 

美羽「祝儀のほかに、何かお祝いあげよっか?」
省吾「サイリウム詰め合わせ」
美羽「嫁の名入りの法被とかな」
省吾「アハハ」

 

(ナレ)
……あはは?
何だか省吾の様子がオカシイ。
三浦の件でLINEする頻度がこのところ増えたものの、省吾の様子が何だかオカシイ。
言わずにはいたけれど、さすがに「アハハ」なんて、そんなに腑抜けた男だっただろうか。

 

美羽「おい、つまんないのか」
省吾「は? 何が」
美羽「あたしとLINEしてるのがだよ」
省吾「そんなことねえよ」
美羽「マジか、なんだそれつまらん」

 

(ナレ)
返信が、一分途絶えた。
どうやらマジなやつだと確信した。
あのキラキラしたアイドルみたいな省吾が、あたしの中でジメジメと萎れていく。

 

美羽「コラ。早く何か言いたまえ。ガチなのか」
省吾「おまえはいつも元気でいいな」
美羽「ぎゃあぁぁぁああ、キモい」
省吾「キモいとか言うな」
美羽「言わせんな」
省吾「マジでヘコむっつうの」
美羽「ちょっと、何なのマジで」
省吾「言わせんな」
美羽「ケッ、しょうがねえな。美羽ちゃんがなぐさめてあげよっかね」

 

(ナレ)
ふざけてはみるものの、所詮気は乗らない。
仕方なく、テーブルの上に置きっぱなしの三浦から届いた招待状を手持無沙汰に眺める。
招待の文面の隙間に汚い筆文字で、「おまえのことは諦める。幸せにナレ」と大書してある。
結婚するやつが一体何を言っているのか、意味が分からない。
”余興のお願い”という別の紙切れに「省吾と漫才をお願いします」とある。
全然意味が分からない。


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(三浦の結婚式前日 美羽の自室にて)
美羽「明日、どうすんだぴょん」
省吾「お手柔らかにどうか」
美羽「キサマ、まだそんなこと言ってんのか」
省吾「大人は大変なんですよ、いろいろ」
美羽「同級生。幼馴染。ナメてんの?」
省吾「精神年齢」
美羽「つまらん」

 

(ナレ)
実際、漫才なんかできるはずもないので、省吾と一緒に友人代表のあいさつをすることにした。
そんな申し出を明らかに不満そうに承諾した三浦は、昔から変わらず遠慮のない感じだ。

 

美羽「実物楽しみだね」
省吾「は?」
美羽「三浦の嫁」
省吾「まあな」
美羽「笑うほどブスだったら遠慮なく爆笑」
省吾「アホか。フォローしねえぞ」
美羽「爆笑しながらあんたの肩バンバン叩くし」
省吾「巻き込むな」
美羽「逃がさんよ」

 

(ナレ)
返信が、またしても途絶えた。
こんな調子の省吾にはさすがにちょっと疲れてきて、あたしもだんだん雑になりかけているのかもしれない。
このまま途絶えたままなら、とぼけて寝てしまいたい気分だ。

 

省吾「俺もそっちで暮らそうかな」

 

(ナレ)
衝撃の一文は、案外想定通りと言えばそんな感じで、今頃のあたしたちがせいぜい立ち止まりたくなる理由など、まだまだホームシックに毛が生えた程度のことに違いないはずなのだ。

 

美羽「田舎はつまらんぜよ。血迷ったか青年」
省吾「コンクリートジャングルは性に合わねえ」
美羽「カッコE」
省吾「マジなんだって。何かいろいろ、疲れちまって」
美羽「あっそ」
省吾「冷てえな」
美羽「彼女の胸でお泣きよBaby」

 

(ナレ)
高校の頃、彼氏に振られて泣きついたのはあたしだ。
それが原因で省吾はそのとき付き合っていた彼女にひっぱたかれて、でもそれがキッカケでむしろ仲が深まったようなものだ。
そうして間もなく省吾が童貞くんとおサラバしたことくらい、あたしだって知っている。
何なら、お礼にサラダチキンくらい奢って欲しかったところだ。
つまり、これ以上省吾の何をあたしに救えと言うのか。

 

美羽「シャキシャキ話せよ、明日」
省吾「おまえも緊張すんな」
美羽「そんなに自意識過剰じゃありません」
省吾「ああ、そうかもな」
美羽「馬鹿にしてる?」
省吾「褒めてんだよ」
美羽「寝ちまえフヌケ。じゃあな」


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(三浦の結婚式から数日後 後日談)
三浦の披露宴は、三浦らしく全く奇妙なものだった。
一応カタチだけあった高砂には、爆笑する必要のない花嫁だけが口を真一文字に噛みしめながら、会場中を右往左往する三浦の姿だけを恨めしそうに目で追っていた。
司会進行から各テーブルへの歓待のお酌まで、すべてを三浦自身とアイドル同好会OB諸君で飛び回り、あまりの忙しなさと無節操さに呆れた招待客たちは、勝手気ままにカラオケを歌いだしたり、バイキング形式の料理を皿ごとテーブルに持ち去る者がいたりと、もはや滅茶苦茶な有り様だった。
友人代表の挨拶を終えて緊張から解放されたらしい省吾は、好き勝手にもてなされるグダグダの会場を高砂の席から見下ろしながらいつまでも花嫁さんと話し込んで、給仕スタッフの人に引きずり降ろされていた。
あたしも省吾も二次会には行かず、おとなしく家に帰った。
アイドル同好会OB諸君のクセの強さに三時間も当てられて、すっかり食傷気味だったからだ。
省吾からLINEが来たのは、三日後。
ようやく話す気になった、ということなのかもしれない。


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省吾「おまえ、何でいきなり泣いたの」
美羽「うるさい、黙れ」
省吾「好きだったの? あのオタクのこと」
美羽「おまえこそ友人代表じゃんキモ」
省吾「おまえもな」

 

(ナレ)

三浦のことが好きだったことなんて、一度もない。
だからと言って、のっけからいきなり号泣しながら式次第を説明しまくった三浦の馬鹿馬鹿しさに心を打たれた、なんてことこそ言えるはずがない。
いつでもやりたいことをやりまくってしまうヘンな三浦が相変わらず過ぎて、何だかやけに眩しかった。

 

省吾「三浦が、おまえを頼むって」
美羽「アホか」

 

(ナレ)

またしても、返信が途絶えた。
何だか頓珍漢な沈黙の仕方だと思う。

 

省吾「地元に戻ろうかと思ってたけど」 
美羽「ショボくれたやつに用はない」

 

(ナレ)

ピョコピョコっと同時にタイムラインが跳ねた。
ちゃんと会話になっていて、思わず笑ってしまう。

 

美羽「話早いね」
省吾「ああ」

 

(ナレ)

東京で何があったのかは、結局聞かず仕舞いだった。
あまり聞きたくなかったいうのが、正直なところなのかもしれない。
地元しか知らないあたしに、地元も東京の暮らしも知っている省吾が泣きついてくるのは、何だかズルい気がしたからだ。
だからと言って、省吾だってきっと何となく感じたはずなのだ。
三浦は三浦のまま、相変わらずヘンなやつらしくイキイキしていた。
だから省吾も、泣いてしまったのに決まっている。

 

省吾「また年末くらいかな。こっち来んのは」
美羽「あっそ。出産祝い忘れんな」
省吾「ああ、そっか。そうだな」


 了

 

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意味がわからないらしいんである。

起き抜けに二時間で仕上げた書きなぐりには違いないから、無理もない。

実に、無念であった。

 

 

だからと言って”小説”となれば、どうせもっとわけのわからないことを書いてしまうことくらい知っているのだ。

広告収入ありきの”シナリオ”なんて、書ける気がしないんである。

所詮、おサルさんのド天狗様に違いないのだ。

 

 

ビジネス記事なんて1ミリも書ける気がしないし、ゴシップ記事なんてそれこそもうこれっぽっち書きたくないんである。

小室さんとKeikoさんの記事も書いたけれど、近頃の離婚調停の話題ですっかり台無しみたいな気分だ。

ゴシップなんて、そんなもんらしいんである。

 

 

素人ライターこそ、そんなもんでしかないらしいんである。

そんなことを知れただけでも、よい勉強になった気はしているので、あっさりやめてしまうんである。

 

おサルさんなので。