アラズヤ商店

日々のナマキズ

ご飯は食べるのではなく、消化していただきたい。

今日はお休みなので朝から何にもせず、ひたすら都市伝説とスピリチュアルと占いと物理エンジンくんというYoutubeチャンネルをひたすら巡回しまくった挙句、ようやく昼からやる気を出してポトフとオムライス作って独り暮らしをしているムスメの部屋の冷蔵庫にぶっ込んできました。

 

ついでにくそ汚ったない部屋を片っ端から片付けまくって布団干して洗濯してトイレ掃除して帰ってきました。

ちょうど帰宅ラッシュの渋滞に嵌ってまじでダルかったです。

 

 

あたしは極貧の母子家庭育ちなものですから、自分でも納得するくらい”父性”というものが欠落してます。

どんと構えて大黒柱さんになれる迫力なんて皆無ですし、おいらが家族を養っとるなどと豪語できるほど生活力も経済力もなく、ただごはんを作ったり掃除をしたり洗濯するだけの、どっちかったら完全に”お母さん”です。

 

父さんらしいこと、何一つ出来ないです。

言ってて自分で情けなくなるほどに。

 

 

しかしながら因果なもので、あたしも”家庭”なるものをこしらえてみたならば、何でかやっぱり一人親家庭で生きることになる顛末と相成りまして、結局再婚など微塵もする気が起こらずあっという間に一人娘は独立、一先ずは子育ても無事終了してしまったわけなのです。

大学も専門学校すらも行かせず、さっさと働きたまえと車の免許を取らせたのが最後のお役目、娘はとっくにあたしなんかよりよほどお金持ちの立派な社会人です。

 

暮らす部屋は汚ったないですけど。

 

 

あたしがもし、バリバリの頑固おやじでめっちゃ稼いでくる頼りがいのある父さんだったなら、娘はせめて家事とか率先してやって、大学なんかも行けて、もっと楽しく立派な大人になれたんですかねえ。

 

きっと、そっちの方が良かったんでしょうね、一般的には。

どう考えても。

 

 

娘には実に申し訳ないんですけど、あたしは働くより、ご飯作ったり掃除したり、授業参観に行ったり役員さえも張り切ってやっちゃうことの方が何だか大事だったんですよねえ。

よその家のお父さんと比べられることにはあまり興味がなくて、お母さんがいなくても全然かわいそうじゃない感じにしたかったんですよ、おしゃれさせることやあたし自身もダサい感じにならないこととか、そんなことばっか大事な気がしてたんですよね。

 

一体何がそんなに大事だったのかなあ、なんて今頃になっていよいよ思うんですけど、やっぱり所詮自分自身がしょんない母子家庭育ちだからとしか、理由が見つからないんですよね、どうせ。

 

 

ただでさえ普通じゃない上に、べき論ねば論嫌いで指図されたり当たり前のようなことを押し着せられることが大嫌いなばっかりに、わざわざ道を踏み外したがってた気がするんですよねえ。

ディズニーランドに連れて行くより、ライブに連れて行く方が大事でした。

アホだなあ。

 

 

二十歳の娘が、留守中に父親に勝手に部屋に入らせる時点で何かがおかしいとは、あたしも思います。

普通に。

 

親離れしてないのか、子離れできていないのか、恐らくは両方なんでしょうけどしかたないですよね。

一般論には何一つハマれないあたしとしての”べき論”はやっぱりあって、ご飯作ったり掃除したり、真面目に働かなかったり一緒にライブに行ったり、そういう目に見えることの一つ一つなんてただの事実でしかなくて、要はあたしがなんでそんなことしか出来ないのか、そんなことばかりするべきと考えるのか、その理由がいつか例えば娘にとっての何かの理由になることくらいでしか、あたしと娘という関係とか人生とかご縁のようなことは所詮、説明できない気がしてしまうんですから。

 

 

一生懸命働くことは、信じられなかったなあ。

何だかなあ。